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経団連の会長の発言が気になる!就活ルールが廃止されると今後の就活はどうなる?

近畿を直撃した台風21号。すごかったですね。

テレビのニュースに映し出された関空当たりの荒れ具合もひどかったですが、あの大きな予後側が決壊を心配されている状況にびっくりしてしまいました。

河川の氾濫以外にも何らかの被害を受けられた方もいらっしゃるかもしれません。神戸では浸水が起きていましたし、京都ではガラスが落下したとかでけがをされた方もいらっしゃいます。皆さまは大丈夫でしたでしょうか。

 

そんな中、今日配信されていたニュースの中で気になるものがありました。

それは、経団連の中西会長が昨日(3日)、大手企業の採用活動のルールを廃止すべきとの考えを示したというもの。

管理人は以前、とある企業の人事部に在籍し採用にかかわる仕事をしていたことがあるので、このようなニュースに反応してしまいました(^^;)

現在の就活ルールが廃止されると今後の就活はどのように変わっていくのでしょうか?学生さんにとってこれは良いことなのでしょうか、困ったことなのでしょうか?そんなあれこれを考えてみたいと思います。

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経団連が定めた就活ルールとはどういうもの?

まず、そもそも「就活ルール」ってなんなの?と思われる方もいらっしゃると思うので確認しておきましょう。

一言でいえば、就活ルールとは、学生が健全な就職活動ができるようにと経団連が配慮し定め企業に周知した採用活動のルール。多くの企業はこれに従い、採用活動の日程や選考基準を公開して募集を受け付け、内定を出し、一括して新卒採用を行っているわけですね。

具体的なスケジュールでいえば、現在までのところは、

3月に説明会情報を解禁

6月に採用面接などの選考解禁

10月に内定解禁

こうした活動を経て、年が明けた4月に一斉入社。これが一般的な日本の新卒就活です。

3年前は面接解禁が8月でした(知り合いの娘さんが就活を始めるにあったっていろいろ相談されたので覚えてましたww)ので、このルールはちょいちょい変わっていたみたいですね。

 

世界的に見ると、こうした一斉に行われる就活自体がとても珍しいものなんですってね。

日本以外の国では通年採用が一般的。日本のようにまとめて採用し各部署に振り分ける・・・という形ではなく、欠員が出たポストに募集をかけ必要な人材を採用するスタイルなので、一斉に行われる新卒の就活は、もう一つの日本の文化かもしれません。

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・・・という就活ルールではありますが、これはあくまで表向きのもの。「ルール」とはいえ罰則が特になかったため、一定数の企業はこの活動指針を無視し、前倒して選考情報の解禁や選考を実施しているのです。

だから、表向きは内定が出せない今の時期にも多くの学生さんが企業から内定をもらっているはず。ということは、水面下で企業の採用活動は行われていたということであり、学生さんもこの間一生懸命就活をされていたということ。 実態としては「企業の解禁破り」「ルールの形骸化」は明らかですよね。

 

就活ルールが廃止されるとどんな影響が予想される?

とはいえ、表向きのものではあっても、企業の青田買いが過剰にならないように、長引く就職活動で学生さんの負担が大きくならないように、と定められた「就活ルール」があるからまだマシなんだと思いますよ。

これがなかったら、企業は大手を振って自由に採用活動ができるわけですから、大企業や人気企業ほど有利に採用活動が行えます。

管理人が採用活動をしていた際に実感しましたが、どの業種であれ、その業界でトップを走る企業には学生さんが殺到します。

優秀な学生さんには野心を持っている人が多い(ように感じました)ので、動きも早い。効率よく採用活動を行い、優秀な人材を確保していく感じでしたね。

それ以外の企業やいわゆる中小企業、業界で下位に位置する企業にとっては厳しい採用活動になるということ。 これは裏を返せば学生さんにとっても同様で、大学によっては厳しい就活となるかもしれませんし、自己アピールが下手だったり要領よく動けない学生さんにとっては厳しい就活となるかもしれません。

どうしても入りたいお目当ての会社がある学生さんほど、敏感に反応して精力的に動かなければならない・・・しんどい就活になることが予想されますよね。

 

一方、こうしたルール変更が全く影響しない企業も存在します。

それは、経団連に加盟していない企業ですね。 IT業界にはそうした企業が多いですし、楽天は、エンジニアを通年で、その他の職種も4月・10月入社で採用活動をしているので、今回の就活ルール廃止には「特段の影響はない」と見通しを発表しています。

同じく経団連に加盟していない衣料品チェーン「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングも、すでに学年を問わずに通年採用を実施していますので、指針がなくなって競合が増える可能性は示唆しつつも「影響なし」といった感じみたいです。

でも、この両企業はたとえ経団連に加盟していたとしても実力十分な人気企業ですもんね。就活ルールがあろうとなかろうと最初から影響ないのではないでしょうか(#^.^#)

就活ルールに左右されずに内定をもらえるのはどんな学生?

今回の経団連会長の発言からすると、2021年卒業予定の学生の方々から大きく就職活動についての概念が変わることが想定されています。

従来の就活ルールが廃止され実際にどのようになるのかは蓋を開けてみなければわかりませんが、学生さん側としては状況がどうなろうとしっかり準備をしておかなければなりません。

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では、どんな人が企業から内定をもらいやすいのでしょうか。

内定をもらいやすい人の特徴をチェックしてみたいと思います。

一般的にはこんな傾向が挙げられているようですよ(#^.^#)

  • セルフイメージが高い人
  • リーダーシップがある人
  • 人に与える第一印象に配慮できている人
  • 勝負事が好きな人

 

具体的に言うと、セルフイメージが高い人というのは、言い換えれば、自分に自信を持っていて、自分のことを自分が望むものを手に入れるためにふさわしい人物であると考えていることが多いといえます。

すると、それは態度や表情に出るため、明確な個性として企業側にも伝わるわけですね。

また、リーダーシップについては性格にもよるので絶対になければならないというものではありませんが、少なくとも自分の頑張った経験や意向については明確に表現できるようにしておきたいですね。

 

そして、かつて面接をしていた経験から重要だと感じていたのは、人から見られていることに対する意識。

就職活動は自分を売り込みに行っている場なので、言葉遣いや振る舞い、服装など第一印象に影響するものには十分配慮されることをお勧めしたいと思います。

これはイケメンとか美人とかいったことではないんですよ(#^.^#)表情や姿勢、声の出し方などが重要。

相手に自分を伝えることにおいて誠意があるかどうかだと思われます。

さらに、一説によると「内定を3つ以上獲得できる人は、勝負事そのものが“好き”であること」という傾向があるそうです。

競争意識ということだと思いますが、自分を常に高めていくためにはライバルを意識することも大事なんですね。

これはある意味「努力する姿勢が身についている証明」とも考えられ、企業が部活経験者やスポーツ経験者を好む(スポーツをしていなかったら採用されない、ということではないですよww)理由になっているかもしれません。

いずれにしても、自分を伝える姿勢が大事ということですね。

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今回の就活ルール廃止問題は、一方では学生側の負担増が再燃するかもと心配されていますが、もしかしたら学生さんが自分のキャリアを考える機会につながるかもしれません。 「自分はどう生きたいのか」「どう働きたいのか」を自らに問ってみるといいかもしれませんね(#^.^#)